数年前から話題になり、現在ではポピュラーなトレーニングの一つとして知られている体幹トレーニング。体幹トレーニングには多くの効果があり、ダイエット目的の方やスポーツをしている方にもおすすめのトレーニングです。
しかし、体幹を鍛えるだけで痩せることはありません。
「体幹を鍛える=脂肪を燃焼する」ということはなく、脂肪を燃焼するにはウォーキングやランニングのような有酸素運動が必要になってきます。
とはいえ、体幹トレーニングにダイエットの効果がないわけではありません。
体幹トレーニングによってカラダの安定感が上がり、カラダ全体を力強く使えるようになります。
カラダ全体の力強さが増せば、日常の動作や運動の際の動作もより楽になります。
これにより、ウォーキングやジョギングなどの有酸素運動の量を無理なく増やすことができ、結果的に効率よく痩せられるということです。
出典:https://sposhiru.com/85027
体幹トレーニングがダイエットに効果的な理由
体幹とは主に手脚と頭部を除く胴体部分をさしますが、体幹部には「赤筋(せっきん)」と呼ばれる筋肉が多く存在します。
この赤筋は骨格や姿勢の維持に重要であり、エネルギー燃焼力が高く基礎代謝を司る筋肉です。
胴体部の赤筋をメインに鍛えることが体幹トレーニングであり、痩せやすく力強いカラダを作るのに最適なトレーニングです。
では、具体的に体幹トレーニングがダイエットに効果的な理由を三つ説明します。
- 姿勢が良くなる
- 基礎代謝が良くなる
- 骨盤の位置が矯正される
姿勢が良くなる
幹トレーニングで鍛えられる体幹部とは手脚と頭部を除いた胴体部分ですが、姿勢の改善のために重要なのが背中、お腹、お尻の筋肉です。
首の下辺りから骨盤をつなぐように背骨に沿ってついている脊柱起立筋や、お腹をコルセットのように包み内側から引き締める腹横筋、お尻の後ろ側と横側からそれぞれ骨盤を支える大臀筋、中臀筋などがあります。
これらは体幹部の筋肉の一部ですが、まんべんなく鍛えることでカラダの真ん中に一本の軸ができ、姿勢がよくなります。
基礎代謝が良くなる
体幹部に多く存在する「赤筋」には、一度刺激するとその後代謝がゆっくり行われるという特徴があります。
体幹トレーニングは部分的なトレーニングではなく、体幹部を広範囲に渡って同時に鍛えるトレーニングなので、広い範囲でゆっくりと代謝していくため、基礎代謝が良くなります。
また、胴体は一番多く脂肪が蓄積される部分で、体幹部の筋肉を鍛えることはその周囲の脂肪を代謝に利用します。
体幹トレーニングで脂肪を代謝するサイクルを構築することで、痩せやすく太りにくいカラダになります。
骨盤の位置が矯正される
体幹トレーニングは個人のクセの積み重ねにより生じる、骨盤や脊柱などの歪みにも効果的です。
腰周りやお尻の深層部の筋肉を刺激し、柔軟性を上げて骨盤を正しい位置に戻すことにより、腹圧を高め、全身への血液の巡りを良くしてくれます。
腹圧が高まり骨盤が安定すれば、内臓が本来の位置に戻り、ポッコリお腹の解消や便秘などの内臓不調の改善にもつながります。
また、骨盤矯正をするとカラダをしっかりと使えるようになるので、日常生活やスポーツの際の動作をラクにします。
マウンテンクライマーとか、体幹鍛えつつの有酸素運動な気がするけどなあ。
姿勢が悪いと痩せにくいらしいです。見た目も悪いしね。
なんでも”コレだけやれば痩せる”ってのは無いってことですね。